星のキャミバ様 Adventure Calendar 第十九夜: 湿気とインドネシア汁掛け飯

今日はずっと雨。(私が知る限り

シンガポールは今雨季。まずほとんど毎日雨が降ります。昼間で耐えていても、夕方になると夕立、とか。メリハリがあれば別にいいんですけど、今日は朝から夜までずっと雨みたいです。(昼間はオフィスで仕事して外見てなかったから、止んでたこともあったのかもしれません。)

ずっと雨だったのは多分、こっち来て初めてなんじゃないか。疲れているところもあって、気分が湿っぽい。なんか飯食いに行くのでさえ億劫です。っていうかこの雨でもシンガポーリアンはクリスマス気分で宿のすぐ前のオーチャードという繁華街を徘徊しているので、何処行っても人一杯であーーーーっ。



とここまで書いて、宿を出ました

食わなきゃしょうがないんで、頑張って、繁華街をちょっと抜けたトコにあるインドネシア汁かけ飯屋で食ってきました。オフィスの近くにも同じ店があって、もうここ3回目なのよね。まあ旨い安い早いんだけど。こういうの日本でやったら受けると思うけど、どうかな?

まずご飯を(日本米じゃ駄目だと思う)真ん中に置いてくれて、そっから総菜屋みたいにバットが並んでいるんだけど、それ全部カレーなわけです。それをコレくれアレくれいうて盛ってもらう。んでなんか適当に会計する。会計基準は良くわかんないけど、日本人には納得の値段だと。結構辛いんだけど美味しい。(だからお腹が治らない…

で今日は腹いっぱい食べて 720 円でした。これはこの店で独りで食べるには結構大変な金額よ。ジュースが結構したので多分本体は 500円くらい。(写真は別の日のものでもちょっと少ないです。)

よし、腹がくちくなってきたので、元気が出てきたような気がするね!

こっち来てすぐ、こういう本を買ったんですよ: Makansutra 2011 http://www.amazon.com/Makansutra-Singapore-2011-Frills-street/dp/9810816901/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1324300243&sr=1-1

シンガポールのグルメ本なんですけど、基本は、料理ジャンルごとに分けてあるんです。でも各レストランの写真とか地図とか料理写真とかは載っていません。ひたすら批評と点数。こういうの好きなんですよ。フランスでもゴーミヨーとか http://www.gaultmillau.fr/ のガイドが好きだったんです。ひたすら、味だけ。(ミシュランはサービスとか内装とかも点に入れるんです) Makansutra はどう考えても味だけ、さらにストリートフード中心。最高6点なんですけど、おおっ、じゃあこの 6点の Cray pot rice 行くかっー、と気張って行ったら中華街の屋台村の一軒でしかなかった、とか、普通なので。まあそこが、シンガポール食文化の特徴ですね。ストリートこそシンガポール食。レストランで高い金払って旨いの当たり前だろ?って事かな。

ああ、これが Cray pot rice。 飯の上に豚肉とかモツとか乗っけて土鍋で 35分炊いて、こりゃおいしそう!というところに容赦なく黒いドロリとした液体をかけらてグジャグジャされてしまう、ああーっ! でも美味しいパクンパクンというどうしようもない料理です

多分長生きしたかったらあまり食べないほうがいい、というか野菜食おうぜ!

で、このガイド、上のリンクをたどって Look inside! して index を表示してみれば判るんですが、とてつもなく食ジャンルが多い。150種類くらい? その上多分中国語とかマレー語とか由来の料理ジャンルなんで日本人読んでも良くわかんない。料理代表写真みても例えば Curry Puff と Epok Epok がどう違うのか今一わからない位細かく分類されているのです。

で。これを仕事から帰って、さあー今日は何か面白いもの食べよかな、と思って開くとついつい読み始めてしまって、気がついたら行きたかった店が?あれ?閉まってるよもう! (店によってさくっと 6pm で終わりとかあります)

で今日もインドネシアぶっかけ汁飯なのでした。