意外な人が転職していた
前の会社は気に入っていたのですが、会社が東京を見捨てることになったので、東京で働き続ける道を選んで転職しました。ちょうど子供が生まれる時だったので移住は難しいと判断したのです。会社も判ってくれましたし、今でも会社の人たちとは連絡を取っています。仲良くお別れした感じですね。だから前の会社はもっと成長してほしいと思っています。
と思っていたら、私が辞めて二ヶ月後、その会社の結構重要な関数型プログラマの一人が投資銀行に転職しているのを LinkedIn のお知らせで知りました。彼は NY に住んでいましたから、東京の事情は関係ありません。彼が居なくても関数型プログラマの層は凄く厚いので致命的な問題は無いと思うのですが、僕が前の会社に転職した時には、おお、このライブラリの作者がいるのかー、じゃあ他の人もスキル高そうだな、と思った内の一人でした。そして彼のライブラリも結構会社内でも重要な位置づけになっているはずで、粗末な扱いはされてなかった筈なのです。その彼がそこを去ったことに少なからず衝撃を受けています。
もし東京から移転する話が無ければ、私は前の会社に居たはずで、今でも居たはずで、そうすると、この知らせは、もう愕然とするものがあって、この会社に居ていいのかなあ、彼も見捨てたし、とか思っていたと思います。残りのチームの人もビックリしているんじゃないでしょうか…
まあ彼は根っからの関数型の人なので、新しい職場でも関数型を使って働くのだと勝手に想像しています。だとすると、やっぱり金融で関数型の流れは確かなのかな…ちょっと安心です。知っている人達が他の会社に転職していって、人的ネットワークが相互に拡がっていく…転職のそういう明るい面を信じて、彼とそして私の未来に乾杯! 超低アルコールビールだけど*1
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*1:酔っ払って息子を風呂に入れるのはやっぱ怖いので