星のキャミバ様 Adventure Calendar 第五夜: Day1 version 2.0
星キャミ様です。
今日は新人研修です。アホらしい事に、東京でも同じ研修を受けているのですが、もう一度受けねばなりません。
全く…と思いつつも指定の場所にシャトルバスが来るそうなのでそこに向かいます。私が通勤する場所とは離れた、チャンギ空港付近にあるチャンギ・ビジネス・パークというところに研修センターがあるのです。
地下鉄の駅のもよりの公共バス停にバスが来るらしいのですが…ちゃんと見分けがつくのかしらん…と心配していたら、会社のロゴを印刷した紙をフロント脇に張ったバスが来ました。朝八時、かなり時間通りです。結構な人数が乗り込みました。
こんなルートかな。途中であの製紙会社の偉いさんがたくさんすったであろうカジノとか、車持って無いと大変そうな高級コンドミニアムとか、ゴルフ場とかを見ながら進みます。東海岸にずっとつづく公園は East Coast Park。なかなかまっ平らではありますが、綺麗な感じでした。沖には貨物船が無造作にいくつも浮かんでいます。シンガポールに飛行機で近づくとき、陸が無いはずの所に街があるように見えて、おかしいなあ、と思っていたのですが、この貨物船群のようでした。
中に入るとこんなんみたいです。ずーっと海岸と森と貨物船。ジョギングしている人たちは確かに気持ちよさそう。
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国の1/3くらいを25分位で横断してしまいました。平均で40km/h出てることになるからかなり早いですね。この国は狭い国土を車でいっぱいにしないように、存在できる車の総数を制限しているそうです。このシャトルバス以外にも、大通りを走る普通の区間バス、本気だすと 5,60km/h はぶっ飛ばします。ですから、バス移動が結構面白い。これは後日。
ビジネスパークは、まあ、人工的なところでした。研修は思ったより面白かったです。やはりある程度銀行組織を知ってもう一度受けると、ああ、あの時言ってたのはそういうことやったのか、とか発見がありますね。まあそれよりなにより、シンガポールのトレーニングスタッフの方々の話方が面白かったのですが。その上、今思えば、日本での研修は伝えるべきことを伝えていなかったところがあり…
で、研修の最後に、とうとうキャッシュカードを貰えました！そら銀行で働いてんだからそこの口座とカードくらい貰えるのあたりまえですけど！フランスで学生時代に口座を開いたときのあの大変さを思うとアホみたいに簡単でしたが、それでもやっぱり銀行口座が無いといろんなことができませんから、嬉しいです。やっとスタート地点にたったって感じ。
こんなのです。デビットカードも付いてます。クレジットは付いてませんけど、後から手続きするとクレカつきのももらえるみたい。(あれ？良くみると銀行の名前が書いてありますね…ふーん、キャミバ様はここで働いているのね :-P
チャンギ・ビジネス・パークでは、もう一つ嬉しいことがありました。
離日前に、前の会社の同僚にシンガポールに行くと伝えたところ、なんと彼女の従姉妹と旦那様がシンガポールにお住まいだと伺い、連絡先を教えてもらっていたのです。実は昨日その御夫妻に連絡したところ、親切にもその当日にお会いしていただき、お食事しながらお話を伺うことができたのでした。なんと旦那様はビジネス・パークで働いているとのこと、「じゃあ、明日パークで会いましょう！」と半ば冗談を言って昨日はお別れしたのですが…
研修中に私の携帯になんと 旦那様から SMSが来て、またもや一緒に昼ごはんを食べて頂き、その上、使っておられない携帯電話をお貸しいただいたのです。
こちらの携帯はシムフリーなので、自分でプリペイドのSIMを買って刺せば新しい番号で使うことが出来ます。これはシンガポールの自由競争原理の賜物で、何か公共のものを作るときは必ず二つ会社を作って競争させるのです。で、当然、顧客の囲い込みは許されない。だからシムフリー。
なんだか私が日本から持ってきたシムロックの掛かったスマートホンが急にみすぼらしく見えてきてしょうがありません。
これで私もローミングを気にせず携帯で電話を掛けられる！口座に引き続き家探しのツールが増えました！
Tさん、本当にありがとうございます!!
研修の後は、ちょっと前から住んでみようかな、と気になっていた Holland Village という西洋人に人気のシンガポールの代官山wってとこに夜視察に行って見ました。確かに、西洋人が好きそうな要素がたくさんつまっています。まあこれはまた後日。
コンドも外から見て、一つ感じのいいところもあったんですけど…まあ、明らかに予算オーバー。そら人気ありそうだもんなあ…
平日は仕事が終わったら住もうかなと気になる地区に行って、夕飯＋路上観察をするつもりです。ヒザが壊れなければ、ですけど…
