星のキャミバ様 Adventure Calendar 第四夜: 師走だよ年末進行!

星(シンガポール)のキャミバ様です。

今日は一日、住む場所として考えている地区がどんな雰囲気のところか、実際に知るために外出していました。当然、観光地ではないので、行っても、まあ大して面白いものもありません。疲れました。今日の発見については、この後のリサーチとも併せ、また別の夜に書くことにします。

今、一人でサービスアパートメントと言うところに住んでいます。サービスアパートというのは、アパートみたいに料理や洗濯をしようと思えばできるんだけど、掃除洗濯は係りの人がやってくれる、中期滞在者のための半分家、半分ホテルみたいな宿泊施設です。広さは60㎡くらい。まあ妻と子供が一緒に居ても十分な広さです。でも独りなんです。

妻と子供は妻の実家の四国に居ます。こちらに合流するのは私が家を探して契約してから。私しか物件を見れないので責任重大です。さらにこのサービスアパートは会社が借りているので私は金を払う必要が無いのですが、滞在できるのは30日まで。

30日の間に家を見つけ、契約しなければいけません。

でも平日は仕事です

契約は敷礼金と初月の家賃、合計三ヶ月+α分の家賃を払う必要があります。小切手で。(小切手は普通の日本の方はびびるかもしれませんが、まあ、書いたらお金に化けるとっても便利な紙です。なぜか化けた分、口座から金が消えますが。

小切手で支払うには銀行口座にお金が入っていなければいけません

銀行口座を開かなければいけません

銀行口座を開いたら日本から家賃の三ヶ月分のお金を入れなければいけませんが、えてして事前に海外送金先登録などをせねばならず時間がかかります。

物件を見るのにはエージェントとアポを取らないといけません。携帯電話が便利です。携帯電話の契約には住所と銀行口座が必要…あれ?じゃあむりじゃないか。なので契約のいらないプリペイドカードを買わなくてはいけません。

銀行口座を開いて小切手をもらって日本から電信で送金して携帯を買う、これだけで、下手するとかなり掛かります。これを完了してからエージェントにおっとり刀で連絡をつける、なんてことをすると、間違いなく来年元旦には家に住めません。

なぜなら、年末が近づいているので大家さんと大家さんのエージェント*1が休みを取ってしまう恐れがあります。また、内覧するにしても、今現在住んでいる人の都合も在る。*2

そして仕事がありますから内覧は週末にしかできないのです!みなさん10件も15件も内覧するそうです!

というわけで、12月にこっちに来てしまうと家探しかなり焦ってやらなければいけません。口座がなくとも、同時進行で内覧もしておかなければ…

到着第一日目、会社でいろんな人に脅かされ、その日の夕方に取るものもとりあえず、会社のチームの人達が使ったというエージェントさんを紹介してもらい、電話をかけました。

「とにかく訳わかんないんだけど、家を30日で見つけなきゃいけないから電話した。でも口座も現金も今は無い。用意するから、助けてくれ

「オーケーオーケー

内覧は週末にやるとしても、その地区の平日の雰囲気や夜の様子など、確かめたいことはいっぱいあります。

大変なのであります。特にこのダルイ熱帯にやってきて早々、キビキビ動くのは大変です。しかし攻めのコーナーリングを行わなければもっとメンドウなことになります。来年の旧正月は 1月にあるそうなので、12月みつけられないと、1月もみつけられない…!!


なので妻子供は妻実家に置いてきたのです。さびしいですが、そうしてよかったと思います。

*1:面白いことにシンガポールでは、店子<=>店子のエージェント<=>大家のエージェント<=>大家 と、店子と大家の間に二人エージェントが入ります。

*2:シンガポールでは物件の回転を良くする為に、出て行くことが決定した店子さんが家に居る場合でも、内覧することができます。