次バージョンから、OCaml のランタイムが HLVWになることに決定

本日、OCaml チームの内部ディスカッションメーリングリスト caml-dev で、次の OCaml のバージョン(3.1415) から、現行のバイトコードコンパイラを廃止して、その代わりに Jon Garrop 氏の開発する HLVW へのバイトコードコンパイラを提供すると OCaml コンパイラ開発リーダーの Xavier the King 氏が発表しました。HLVW は LLVM の上に作られた高級言語に必要な機能を備えた VWで、ついこの間 GC が出来るようになったことが Caml-list でも大きく騒がれ、VW は Vaper Ware の略では無かった事が証明されたことでも有名です。
これに伴い、今まで、Zinc, Gallium と元素名が割り当てられていた OCamlバイトコードランタイムも Ust(ウンセプトトリウム) に変更される予定です。
Xavier 氏は、

これは Caml コンパイラの終わりを意味するものではない。むしろ、情報起業家として著明な Garrop 氏にバイトコードコンパイラを丸投げして多忙にさせることで、Caml コミュニティは氏のスパム投稿から開放される。また、氏のコンサルタント会社 Flying Grog Consultancy も新たな情報商材を手に入れることになるため、双方に取って意味のある win-win game だ。この密月は Ust(ウンセプトトリウム)の半減期ほど続くことを期待している。このような喜ばしいニュースを今月一日に発表できてとても嬉しい。

とコメントしています。