OMake のための emacs mode: omake-mode.el
OCaml とは直接関係ないんだけど、 OMake のためのコンパイルモードを書いてみた。
OMake(私の興奮気味の紹介) には -P スイッチって言うのがあって、コンパイルが成功/失敗した後も居座ってソースファイルの変更を監視、自動的にリコンパイルするっていう機能があるのだが、これが従来の emacs の compile-mode とはちょっと相性が悪い(compile-mode は -P とか想定してない)。なので、面倒だけどコマンドシェルで omake -P して、エラーメッセージを見て手動でエラーを探していた。
ようやく、ここんとこの金融危機の余波で増えた仕事が落ち着いて、気持ちにも余裕が出てきたので、懸案だった OMake のためのモードを書いてみた。はじめは compile-mode を元に書こうかと思ったが、、、俺は人の書いた elisp は読めないことが判ったので、スクラッチから書いた。なんだか最新の emacs だと、 compile-mode は omake -P にも対応してるらしいんだけど、気にしない。
- Shift-Alt-o で omake -P 起動、M-x compile と違って複数立ち上げられる
- Alt-o で複数の omake バッファを順番に表示
- Shift-Alt-p, Shift-Alt-n でエラーに飛ぶ (OCaml のエラーメッセージにしか対応してないけど、他の言語でもちょっと変えれば大丈夫だろう。)
- コンパイル開始、再開、終了、エラー発生時に音を鳴らすことができる。一々 omake-mode のバッファを見る必要がない。
こんな感じだ。もおう、おじさん、これがないと開発できない。まあ、私の書く elisp なんか駄目駄目だと思うので、いろいろ問題はあると思うけど、よかったら使ってみてください。各自適当に設定しておくれ。
OMake-mode: http://jun.furuse.info/hacks/omakemode