OCaml プログラマーなら、Ocaml ではなく、OCaml と書いてほしい
"Ocaml" と書く人が多いですが、OCaml、もしくは O'Caml と書いてくださると、INRIAの連中は嬉しいはずだ。
OCaml は Caml 言語にオブジェクトを足したもので、
"OCaml" = "O(bject)" ^ "Caml"
という命名。また、アイルランド人名で、子孫を意味する O' (wikipedia の解説) を "Caml" の前に付けることで、 Caml言語系の今現在一番新しい子孫と言う意味も込めている。"Ocaml" と書くぐらいなら "ocaml" のほうがよい。
ちなみに Caml は Categorical Abstract Machine Language の略称からきているが、現在の OCaml バイトコードを走らせる vm はこの CAM とは世代が違う。確か、
- CAM (Categorical Abstract Machine)
- ZINC (Zinc Is Not Caml) (by Xavier Leroy in '90)
- Gallium: ZINC(亜鉛)の次世代バージョン。元素周期表を見てね
てな感じで、7年くらい前に Gallium と呼ばれているはず。O'Caml チームの名前も Cristal から Gallium に4年くらい前に変わった。というわけで次のバージョンはゲルマニウムか、インジウムだと思われるので嫌がらせをしたければ、そういう名前の vm を作成、発表すると良い。
Caml という名前は当然タバコの Camel の洒落。Caml-light という言語もあるね。Xavier Leory は Camel light を吸っていたような記憶があるけど、いまは、どうだろうか。
参考: A brief history of Caml (as I remember it) by Guy Cousineau